
野次馬的視点で住宅を考え、射る「新・野次馬住宅時評」
住宅ジャーナリスト、豊かな執筆経験を持つ、グループ・ハウジングペンの岡田憲治が、ユーモアを交えた野次馬的視点・独特の切り口でお届けします。
第291号
- 地産地消型の自然エネルギーへ
-
大飯原発を再稼動させようと政府が動く――。そこで私はまたこの本を開いてみる。「スモール イズ
ビューティフル 人間中心の経済学」(シューマッハー、講談社学術文庫)である
・・
第290号
- 「までい」ライフという村おこし
-
立教大学の大学院21世紀社会デザイン研究科の公開講座(2011.12.4)で飯舘村の菅野典雄村長の講演「飯舘村はよみがえる~飯舘村年の暮らし」、を聴き、「までいの力」ということなど多くのことに気付かされました・・
第282号
- 定年後の雇用創出へ動く!
-
荒木民人さん、昭和26年2月生まれの60歳。株式会社美装の湘南支店外壁課に勤めている・・
第281号
- ものづくり職人の技を伝えたい!
-
住宅展示場でものづくり職人のスゴ技を紹介するワークショップイベントを仕掛けて5年、今年の9月に150回の講座を達成させた男がいる。小西賢二さんである・・
第278号
- 吉里吉里国と自然エネルギー
-
3.11の大震災以降、井上ひさしさんの「吉里吉里人」が再び注目されているようだ。ある日突然、東北の一寒村で吉里吉里国が日本から独立するというSF、どたばた、パロディありの長編小説・・
第277号
- ブルブルブルブル
-
日本生命保険のみらいサポートCMで、平成23年7月から放映されているのが夫婦の愛編。これがおもしろい・・
第276号
- いま、「地域」
-
ポラスを卒業して2年が過ぎました。リタイヤ後の生活のリズムの中心に置こうと考えた広報コンサルは折からの低成長社会の中ではほとんど声もかからず、開店休業中のありさまです・・
第275号
- 仮設住宅・考
-
設計事務所の友人が東北の被災地(岩手、福島)を視察するということで、7月と9月に同行させていただいた。これはその感想記である・・
第273号
- 大船渡の復興とタンポポ
-
大船渡港の海のそばに福富ホテルがある。周りは津波にやられて建物は少ない・・
第270号
- アキュラホームと「東電ゼロ円生活の家」
-
9月13日、TV東京の「日経スペシャル ガイアの夜明け」を見た。「電気を"賢く"節約せよ~節電の夏で分かったこと~」というテーマである・・
第268号
- 絵本「おふろじゃ おふろじゃ」
-
「おふろじゃ おふろじゃ バスタブ王ビドグッド」(オードリー・ウッド/作、ドン・ウッド/絵、江國香織/訳、BL出版、1993年2月第1刷発行)はたのしい絵本である。「おふろじゃ おふろじゃ」はたのしいお風呂の話である・・
第265号
- サンズイ地帯・軟弱地盤と液状化の関係
-
春日部、東武動物公園、幸手を過ぎて東武日光線の南栗橋駅に近づくと一面水田が広がる。水田、そして住宅地、そこが関東平野のほぼ真ん中に位置する埼玉県久喜市南栗橋である・・
第263号
- 大震災、そして本の整理
-
大震災で液状化した浦安を歩いてこんな声を聞いた。「あの家は本がいっぱいあって、片方に傾いた」と。本当かなと思いつつも、ありえない話ではない・・
第262号
- 脱原発へ――自分の家のエネルギーは自分たちでつくる
-
何か大きな出来事があると私はいつもこの本を取り出してくる。シューマッハーの「スモール イズ ビューティフル 人間中心の経済学」(小島慶三・酒井懋訳、講談社学術文庫)である。適当にパラッとページをめくる。こんな文章がでてくる・・
第257号
- 福島の原発トラブルと節電が何を語る!
-
今普及しているパソコン、インターネット、DVD機器、大型画面テレビ、温水洗浄便座、IHクッキングヒーター、電気式床暖房、オール電化住宅等など、バブルの頃と比べて大幅に電力消費が高いものばかりだろうか・・
第256号
- 節電の夏がそこまで来てる
-
今年の夏のことを考えたら、忌野清志郎さん(RCサクセション)の歌を聞きたくなった・・
第254号
-
高台に街をつくる「グスコーブドリ構想」
-
建築&住宅ジャーナリストの細野透氏(元日経アーキテクチュア編集長)は岩手県の出身。小学校は三陸沿岸の宮古小学校、中学校は釜石中学校。今回の東日本大震災で宮古も釜石も大きな被害を受けた・・
第251号
-
「ちいさなちいさな王様」の家
-
ドイツの新聞記者が書いた絵本「ちいさなちいさな王様」(作:アクセル・ハッケ、画:ミヒャエル・ゾーヴァ、訳:那須田淳/木本栄、発行:講談社)の王様は、小指の先くらいしかない。前はもっと大きかった。それが年を重ねるとともに体が縮んでいく・・
第248号
-
樫野教授の「住まいづくりの要諦を論語から学べ」
-
社団法人日本建築士事務所協会が発行している「Argus-eye(アーガス・アイ)」の2011年1月号に、樫野紀元さん(前橋工科大学大学院教授)の「建築と論語」という文章が載っている・・
第247号
-
若い女性建築家M&SMLが走る
-
基真由美さん、建築家。武蔵工業大学(現・東京都市大学)大学院工学研究科を修了した後、手塚建築研究所に勤め、2004年にM.A.D(Motoi Architecture Design)を設立・・
第246号
-
断熱材不足と生産調整と予測の見誤り
-
1月31日2時、国土交通省から12月分の新設住宅着工の発表があった。2010年12月――74,517戸(前年同月比7.5%増)。2010年で最高の数字、どうやらサンタクロースがプレゼントをしてくれたらしい・・
第245号
-
「ハタ坊の会」の新年会に潜入してみると・・・・・・!
-
住宅リフォーム推進協議会、経済調査会、三井ホーム、三井ホームリモデリング、ミサワホーム、ミサワホームイング、旭化成ホームズ、住友林業緑化、東京セキスイハイム、積水化学工業住環境研究所、リクルート・・
第243号
- 街にトイレの神様はいなかった
-
「トイレには それはそれはキレイな 女神様がいるんやで だから毎日 キレイにしたら 女神様みたいに
べっぴんさんになれるんやで」と歌う植村花菜さんの・・
第242号
- 秋山清さんの詩「ある孤独 ―家」
-
ある孤独 ―家1959
家がわたしの家でなくなった。わたしが家を追い出された。家のない人間が犬よりも猫よりも困りものだということがわかった・・
第241号
- 住宅版スタンダード・ナンバーが欲しい
-
『流行に関係なくいつでも演奏される軽音楽の曲目』を「スタンダード・ナンバー」(広辞苑から)という。例えば「セントルイス・ブルース」(1914年)「スターダスト」(1929年)、ディズニー映画「白雪姫」の「いつか王子様が」(1937年)など、多くの歌手が歌い・・
第240号
- 単身世帯急増の問題と「集うスペース」
-
今日の新聞(朝日新聞2010.12.26)のトップ記事に目がいった。「孤族の国の私たち」という見出し。
『社会のかたちが変わっている。恐るべき勢いで。家族というとき、思い浮かべるのは、どんな姿だろう・・
第239号
- 勝呂さんの端材で作ったゴミ箱
- 事務所に向かおうと鉄骨の階段を上っていくと一休みできるかのように中二階があった。そこは倉庫のようなところだった。ふと目が内部を見てしまった。奇妙なものが並んでいた・・
第237号
- こんばんは。村井忠夫です
- 久しぶりに戯れ言を送信します。先月末、7年ほど使ってきたパソコンがアウトになり、とうとう買い替える羽目になりました。これで5台目です。とは言いながら、来年の今頃は80歳になる身にパソコンの取り換えは一苦労で、とりわけ長年たまってきたデータの移行が容易ではありませんでした・・
第236号
- ある中高年の地デジ対策
- お彼岸の墓まいりに行こうと、妹は姉に電話をかけた。ツーツーツーと音がするばかりで電話が繋がらない。この時間、姉夫婦が出かけるはずはない。犬に餌をやっているのだろうか。そういえば義兄は突発性難聴になったとか話をしていたが・・
第235号
- 目指せ、カラマツ北海道工務店共和国
- 古田剛好さん(株式会社住計画FURUTA社長、北海道帯広市)はいまカラマツ材を使った「地材地消」の家づくりで北海道の工務店共和国を構築しようと動き出した・・
第233号
- 青山輝雄さんの生き方
- 夕刻になると雨粒が大きくなってきた。10月9日の土曜、6時半から始まった株式会社青山工務店(東京都板橋区)の第1回手づくり音楽イベント。事務所2階のセミナールームは雨にもかかわらずいっぱいである・・
第231号
- 菰田さんと小林さん
- 菰田勇司さんは、株式会社こもだ建総(埼玉県さいたま市)の社長である。昭和10年生まれの75歳。菰田さんというと思い浮かべるのが埼玉県建設労働組合(建設埼玉)中央執行委員長。しかし18年務めた委員長、組合60周年を機に退いた・・
第230号
- 真夏日の家
- 最高気温が30度以上だと真夏日というそうだが、今年はその真夏日の記録を塗り替えた。9月22日に都心で71日となり、最多となったという。この暑さで毎年、彼岸となると赤く彩る彼岸花がちょっと咲くのが遅れた・・
第229号
- 昼はハウジング・アナリスト、夜は居酒屋の親父
- 二足の草鞋を履く人はけっこういる。作家では森鴎外さんは軍医、玄侑宗久さんは僧侶、辻仁成さんはミュージシャン、小椋佳さんは作詞・作曲・歌手であり銀行マンでもあった・・
第228号
- 地域感謝の夏祭り
- 酷暑続く8月末、29日の日曜日に川木建設株式会社(埼玉県川越市)が「かわもくふれあい夏まつり」を開催するというので出かけてみた。会場は国道16号線沿いの本社隣りの駐車場。午前10時から午後3時まで行うが、10時前にはもう列ができていた。というのも、先着100名に食器用洗剤1本がプレゼントされるのである。このプレゼント、10時25分には締め切りとなった・・
第227号
- 熱中症と工事現場とエアコンと
- 暑い――。異常だ異常だといって涼しくなればいいが、暑さは続く。朝日新聞(8月23日)も「炎暑延々」と1面トップの扱い・・
第226号
- 絵本「百年の家」
- 図書館に行ったら絵本の「百年の家」(講談社、2010年3月第1刷)をみつけた。作=J.パトリック・ルイス。1942年生まれのアメリカの作家とある・・
第225号
- 国宝迎賓館赤坂離宮見学記
- 夏になると国宝迎賓館赤坂離宮が一般公開される。諸外国の賓客でなくても、私のような“貧客”も中に入れてくれる。定員は2万人、1日2000人が参観できるが、抽選に当たったので四谷駅から歩いて4~5分、西門へと向かった。7月末のことである・・
第224号
- 男が家づくりに乗り出す時
- 帯広の株式会社住計画FURUTAの古田剛好さんはお父さんの居場所(自分の居場所)を自分でつくった。古田さんの子供たちは独立しているので「男の居場所」といった表現のほうがいいかもしれない・・
第223号
- 鬼師のいる里
- 『江戸の紙問屋は、上方から来る下り船で運ばれて来る紙荷をはじめとして、諸国の紙を商っているが、中でも大きな比重を占めるのは地元武蔵国、男衾(おぶすま)、比企(ひき)、秩父三郡二十三カ村から産する大和紙である・・
第222号
- ハタ坊の会ができた!
- ハタ坊の会というのができた。赤塚不二夫氏の漫画「おそ松くん」に登場する、頭に日の丸の旗を立てたハタ坊ではない。こちらのハタ坊は畠順一郎さんという・・
第221号
- 10棟以下の工務店が危ない!
- 東京・椿山荘で行われた第11回ジャーブネット全国大会(7月8日)。500人以上が集まる会場で代表の宮沢俊哉氏(株式会社アキュラホーム社長)は言う。「いま大転換期の住宅業界、年間に10棟未満の工務店は半減し、反面、20棟以上のところは伸びている」と・・
第219号
- 間取りは仮構による差別化――カナダ式間取りプランニングを提唱する建築家・宮崎豊氏
- 俺は間取りの開国派と名乗り、カナダ式間取りプランニングを教える建築家がいる。宮崎豊氏、構造設計一級建築士。カナダなのにはワケもあり、カナダ大使館職員住宅建設の日本側設計責任者であったこともあるし、現在はカナダツガ・パートナー協会の日本代表でもある。宮崎氏はビオラ奏者でもあって、「奏(カナ)デルアンサンブル」を組織して演奏をして楽しむ・・
第218号
- 「お父さんの居場所」と暗号化された図面
- 「野次馬版 お父さんの居場所辞典」というのをまとめたことがある(1997年執筆、拙作「昭和の住まい学」所収、鶴書院発行)。『辞典編纂の目的はお父さんの居場所を探ることであり、野次馬のごとく路上をさ迷いつつキョロキョロし、かつ書籍を探りつつ真面目に良心的に拡大解釈して掲載した・・
第216号
- 新・間取りの時代
- 麹町駅から1分とかからない事務所で遊建築設計社代表の松浦喜則さんがこう言う・・
第215号
- 町と鳥居と小便と
- 新宿の繁華街からちょっと入った路地で大きな鳥居を見た・・
第214号
- 床下と家の神
- 宮崎駿氏が企画・脚本、7月に公開されるスタジオジブリの最新作映画「借りぐらしのアリエッティ」(米林宏昌監督)が話題になっている・・
第212号
- モノと収納の関係論
- 形あるものは捨てがたい。たとえ景品でもらったものでも、ポイと捨てることに躊躇する。だから人は壊して捨てる。形を崩す。壊す勇気もない人もいる・・
第211号
- あの人が“ひらめいた”場所
- ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英京都産業大学教授が住んでいた京都市の旧公団桃山団地が老朽化のために取り壊されるという。「入浴中ひらめいた、益川ノーベル公団取り壊しへ」(読売新聞2010.4.27)とニュースになった。高度経済成長期に建った団地が壊されるという問題もあるが・・
第209号
- アキュラホームのアッと驚く広報戦術
- こんな案内が来た。「長期優良住宅元年にあたり普及促進に貢献した会員を表彰~優秀会員“表彰式” “受賞会員個別取材”のご案内」とある。株式会社アキュラホームの広報課からである・・
第208号
- 死語になるのか200年住宅 ――三澤千代治氏のつぶやき 2
- 野次馬住宅時評173号(「200年住宅と呼ばないで!」2009・1・10)で、国土交通省が200年住宅を死語にさせようとしていることを書いたが、この1年の間に200年住宅という言葉は見えなくなり、どこも長期優良住宅と言うようになった・・
第207号
- ワンコインリフォーム
- 不景気である。財布の紐も固い。でもワンコイン(500円)くらいならと、ワンコインビジネスが盛んなよう。タクシー、レンタカー、高速バス、ランチ、弁当、法律相談などなど、あちらこちらでワンコインの商売が登場している。ワンコインはお手頃感、気楽に買い物できる金額なのだろうか・・
第205号
- 薄化粧と老犬の死
- 老犬が死んで4カ月経つ。庭の小屋はもうない。跡地は春になり小松菜の芽が出始めている・・
第204号
- LED照明と「陰翳礼讃」の世界
- 明るさがちっとも見えなかった2009年の12月中ごろ、「これぞ、明るい兆し!」と積水ハウスの関東・住まいの夢工場(茨城県古河市)へと出かけた。LED照明を住宅内の全ての光源として取り入れたモデル住宅を完成させたというので見学させてもらうためである・・
第202号
- 塗り壁大作戦
- 『日本の家の内部の魅力の半分以上は、色というものの、ほとんど言いようのない繊細な扱いに負うているのだ。』と言ったのは小泉八雲(「大阪にて」/「日本の心」所収、講談社学術文庫)。「怪談」話で知られるイギリスの詩人ラフカディオ・ハーンである・・
第201号
- 一駅散歩
- 一駅散歩――駅から駅までの一駅を散歩する。朝起きて、ふらりと電車に乗り、気の向いたところで降りて、一駅歩く。一駅といっても場所によっては距離に違いがある。山手線であると1キロを切る区間もあるが郊外となると一駅が遠い・・
第197号
- 三遊亭円楽師匠の住まい論
- 三遊亭円楽さんが10月29日亡くなった。76歳という。あれはいつだったかと埃を払いつつ古い雑誌を探し始めた――。1985年の夏の終わり頃だから円楽さんが53歳のときだろうか・・
第196号
- 住宅着工70万戸の時代
- 『世界的な経済不況という悪条件の下で、日本経済も不景気の真っ只中にあり、低迷を続けている。住宅産業に携わる全国の建設関連業者も、景気の低迷を受けて、大小を問わず受難の時代を迎えている・・
第195号
- 断熱屋の畳論 -- 現代の畳を考える ‥ 山本 順三
- 畳の語源は「たたむ」である。
遠く奈良時代では畳は部屋の片隅にうず高く積み重ねてあり、寝るときや所要のとき敷くものであった。面白いのは畳の縁(ヘリ)は各々の地位によって決まっていた。天皇・上皇・左大臣・右大臣などの順であったか、その様式を著した本もある。百人一首を見ると分かる・・
第194号
- 国土交通省と無駄な事業の間
- 鳩山由紀夫首相が無駄な事業の執行停止を指示して、2009年度補正予算で2兆5169億円を確保したと仙谷由人行政刷新相が発表(朝日新聞2009.10.7)。国土交通省の予算額は2兆3321億円で、見直し額は8875億円。省庁の中で一番削減額が大きい。2番目が農水省の4763億円なので倍近い数字となる。それだけ国土交通省には“無駄な事業”があるとみられたわけだ・・
第193号
- 畳をLDK理論(洋風化文化)の中でどう考えるべきか
- 「野次馬」畳の話面白く読ませていただきました。小生も畳の存在について、この洋風化の文化、というかLDK理論(?)の中でどのように考えるべきか、と思っていました。考えてみれば、あの敷き詰めは、どうやら江戸時代のようで、戦国時代は、単に床は木材(フローリング、ですよ、要は・・)だったわけで、お殿様だけが上座に畳敷いて座っていますね。時代劇の映画では・・
第192号
- 畳が動く
- 畳が動いた――。中原中也なら、「ゆあーん ゆよーん」と、宮沢賢治なら「どっどど」と動いている。「栗(九里)より(四里)うまい十三里半」といわれる小江戸・川越で4代続く畳屋株式会社岡田本店(川越市三光町)の岡田暁夫社長はこういう‥
第190号
- 生活のリズムが定まっている人は元気である
- 横浜駅から2つめ、相鉄線の西横浜駅で降りて、5分もかからないところでオープンハウスが開かれていた。間口は5メートル、奥行きは13メートルと長い狭小の敷地。敷地面積66.66平方メートル、建築面積49.79平方メートル、延床面積119.68平方メートルの3階建ての鉄骨造り‥
- 続きを読む
第188号
- 「反貧困」と「持家政策」そして「住居は人権である」
- そろそろ総務庁から「平成20年住宅・土地統計調査」がでるはずだが、この調査では空家率と言うのが発表される。空家率というのは住宅総数に対する世帯数の割合であるが、平成15年の調査では住宅総数は約5,387万戸、それに対し総世帯数は約4,722万世帯で、住宅数が世帯数を約664万戸上回り、空家率は12.2%であった‥
- 続きを読む
第187号
- インテリアコーディネーター・セレブの乱
- 『かれらは自衛のために鎮守や寺を中心に結束し、寄合で合議し、村掟(むらおきて)をつくり、自治の勢いをつよめた。また共通の外敵に対し、ときに十数カ村がひろびろと結束する場合もあった。
この結束を、一揆とよんだ。揆ヲ一ニス。揆とは、考え方、はかりごと、計画の意味。地域党といっていい。』(司馬遼太郎「この国のかたち五」、文春文庫)‥
- 続きを読む
第186号
- 200年住宅よ、永遠に
- 「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」、略して「長期優良住宅法」が2009年6月4日に施行された。朝日新聞(2009年6月4日夕刊)では『耐久性が高く、寿命が欧米並みに長い住宅を「長期優良住宅」と認定し、所得税や固定資産税などを減免する新制度』と書く‥
- 続きを読む
第185号
- 一匹狼の住宅セールス
- プレハブ住宅は1960年代に大量生産のために生まれた。工場で前もって生産された部材を現場で組み立てる――そんな住宅が登場したのである。大量生産は大量販売という言葉が一緒に付いてまわる。大量に作っても大量に売れなければなにもならないのである‥
- 続きを読む
第184号
- この作家の住まい論(4)
- 『土への郷愁というか、隣の太郎兵衛との畦道は、一ミリたりとも削らさんぞという、あの異常な精神とつながる土地への信仰――たとえば、ぼくら神様はない社会ですが、ひょっとすると、土地は神様の代わりまでしている‥
- 続きを読む
第183号
- 家の内と外の境界線がなくなった
- 不景気なので元気をもらいに東京に出かけた。私鉄沿線のある駅前では「インフルエンザ用マスク入荷」と路上売り。値段をみれば2,000円を超えており、通常の倍はする。このしたたかさ。ウーンこういう光景、元気になる‥
- 続きを読む