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姚 先生の「中国建材事情」 「世界の工場」といわれる中国の2001年国内総生産GDPは1兆1500億ドル(※)超で世界七位、前年比7%の成長でした。凋落する日本の経済力と比べて急速な成長を続けています。加えて、先のドーハでのWTOへの中国加盟承認です。中国はWTOに加盟する事により、WTOルール即ち国際的な貿易取引の慣行遵守が求められますが、人口13億の大市場として、世界の工場として、今後益々脚光を浴びるに違いありません。(1元=0.12ドルで換算) 住宅建材のジャンルにおいても、この5年間の中国建材輸入量は飛びぬけて高い成長量を示しています。2002年(暦年)の中国建材輸入量は対前年比で、針葉樹板材製材品191%(103%)、無垢フローリングは針葉樹で126%(68%)、広葉樹で116%(103%)、ドア・ドア枠類は262%(110%)と何れも急成長しています。(( )内の比率は世界からの同一品総輸入量) 中国建材事情といっても、どこを切り口とするかで、全く違った答えが出てくるでしょう。何しろ人口13億、国土は日本の26倍という桁違いのスケールです。年間住宅着工は680万戸(統計データは不明)で北京五輪の年には800万戸の住宅着工が見込まれると云われます。例えば床材メーカーだけでも中国には3000社もあるそうです。技術も品質も価格も、それこそピンキリで一括りの答えは出てきません。 いずれにしても、中国から安くて良質な建材を輸入するにも、13億人の巨大市場に日本の建材や住宅システムを売り込むにも、中国建材は、見えない不安と共に、未知数ではあるけど魅力的で大きなビジネスチャンスの可能性を秘めた市場です。 そこで、日本にも長く留学滞在され、中国四川大学対外経済貿易学部副教授であり四川大学経済学院日本研究センター主任として活躍されている、姚 順先 先生に、「中国建材事情」と題して特別レポートを連載する事となりました。13億の巨大なエネルギーが猛烈な勢いで成長する「昇龍・中国」。その中国の魅力と建材事情を確かな視線でお伝えいたします。 ※連載の内容は予告なく変更になる場合があります。
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